6月10日の日記。

顎と、歯がね。
限界だと訴えているのです。
少し笑顔を作るともうガタガタしてしまって。
顔の骨格がズキズキして、顔全体が常に重い。

他の悩み、いまはどうでもいいよ。
この痛みさえ消えてくれれば、
他の悩みのことはゆっくり考えられるし、
やりたいこともこなせるし、
精神的にももう少しゆとりがでるのに。

何もしていなくても、一日中、継続的に痛みは続く。
そしてそれが毎日…明けても暮れても。
歯磨きをするのも、食事も笑顔を作るのも一苦労。
もう、参りました。
本当に、参ってしまいました。

けど、私が知る人は誰も理解できない痛み。
仕事でも、そんなこといえるわけないから、
仕事の効率が低下していく私を、
上司はどのように捉えているのだろう。

今は、満足に仕事をこなせなくなっているけれど
大好きな人も遠くへ行ってしまったけど

だけど、室長は…優しかった。
笑顔が、眩しかった。

「えっ、もう終わったの？仕事こなすの早いね」

その一言が、どれほどに、
私の救いになったことか。

痛みに耐えながらも、私はまだ頑張れています。

「偉いね！毎週本当に頑張ってるね」

私が働いてることを知っている塾の講師が、
今日の塾帰りに褒めてくださいました。
毎週自習室で夜10時半近くまで勉学に励んでいること、
知っていたんだ。ちゃんと見てくれていたんだね。

嬉しかった。


ああ、誰かに認めてもらえることって
こんなにも、こんなにも

うれしいものだったんだね。